憧れの職「ソフトウェア開発者」になるのは難しいか?

一度は就職したことがある方なら、きっと今の職を選ぶ前に、「自分は何をしたいのか?」「この仕事に就くのは厳しいか?」「成功したキャリアを送ることができるか?」と自問したことでしょう。

私自身もソフトウェア開発者になる前は、うまくいくのかな?とか、自分に合った職業なのかな?と何度も考えました。だから、もしあなたが今そういったジレンマに陥っているのであれば、いくつか質問にお答えしますので、職業選択の参考にしていただければと思います。では早速みていきましょう!

どこで学べる?

ソフトウェア開発者になって仕事を得るためには、コンピュータサイエンスの学位を取得する必要があります。ですからこの仕事をしたいのであれば、ソフトウェア工学部に入学すること、これが最初のステップです。

ただし、ソフトウェア開発者になるために必要なことすべてを、大学で学べるわけではありません。一生、仕事を通して新しいことを学んでいく覚悟が必要です。「常に新しいことを学びたい」「新しい経験をしたい」と思っている人にとっては、非常に魅力的な職業であるでしょう。

また、ソフトウェア工学部では、コンピュータとは関係のない科目も出てきます。しかし学年が上がるにつれて関連科目が増えていくので、気を落とさないでください。一般的に、大学は難しくありません。他の学校と同じように、勉強して単位を取ればいいのです。そして何より、大学卒業はほんの始まりに過ぎませんからね。

ソフトウェア開発者になるのに大学を卒業する必要があるのかどうか、疑問に思っている方もいるかもしれません。その答えはイエスです。もちろんゼロから独学で学べる人もいますが、その道のりは決して楽ではありません。忍耐力と決断力、そして努力と膨大な時間が必要です。大学にいけば、自分で探さなくても、基本的な知識を得ることができますから、個人的にはそちらをお勧めします。

仕事内容について

ソフトウェア開発の仕事を始めるには、データベース、データ構造、アルゴリズム、Git、HTML、CSS、JavaScript、Rubyに関する基本的な知識が必要です。仕事をしていく中でも、これらのプログラミング言語やその他の言語の知識を常にアップグレードするようにしましょう。それに加えて、データベースの仕組み、ターミナルソフトの使い方、アプリのテストとサーバーへのデプロイ方法、サーバーの設定方法なども学んでいきましょう。

また、多くの企業が初心者ソフトウェア開発者を募集しており、一人前になれるようトレーニングを提供してくれています。つまり、最初からソフトウェア開発を知り尽くしている人材を会社は期待していないので、経験値についてはさほど心配しなくて大丈夫です。

最後に結論をいうと、ソフトウェア開発者になることは決して難しいことではありません。プログラミングを学んで作ろうとするだけの興味があれば十分です。ただし、ほとんどのプログラムで英語が使われるため、英語は必須ですし、新しいものを作ったり学んだりすることをあなた自身が楽しめなければしんどいでしょう。仕事自体は、肉体的・精神的に疲れるものではありませんが、大変なのは、パソコンの前に座っている時間が長いことです。それが苦にならなければ、理想的なキャリアになるかもしれませんね!